ヴィクトリアマイル(G1)の予想とレース展望｜2021.5.16

◎グランアレグリア
○サウンドキアラ
▲レシステンシア
☆ダノンファンタジー

牝馬の中でも現5歳世代は強い。その中でもグランアレグリア、ラヴズオンリーユー、クロノジェネシスは抜きんでる存在。その3頭だけでなく、カレンブーケドール、ダノンファンタジーやシゲルピンクダイヤもG2、G3でも活躍しているだけに5歳世代を中心に考えたい。それと高速レースが予想されるので、昨年の結果も加味して馬券は買う必要はありそうです。

◎グランアレグリア

昨年の春秋マイルGⅠの覇者。安田記念ではアーモンドアイを撃破、マイルチャンピオンシップでは、牡馬のマイルGⅠ勝ち馬インディチャンプ、アドマイヤマーズ、サリオス、ペルシアンナイト、ラウダシオンを相手にしなかったレースぶりを見たら、ここは鉄板。前走の大阪杯は、かなりの道悪馬場でコントレイルに迫っての4着。地力は見せた。中間は、そのダメージがあるかどうかが焦点だが、一週前、当週の追い切りを見ても皆無と思われる。ここは頭で勝負できる。

○サウンドキアラ

昨年のヴィクトリアマイルでは、アーモンドアイの2着に善戦。リピーターが多いGⅠで有名なヴィクトリアマイルではこの馬を抑えておかないといけない。近走は負けが目立つも、2走前の阪神カップで1:20.1の好タイムで4着。前走の高松宮記念では、仕上がりは一息も勝ち馬のダノンスマッシュと0.4秒差の6着。調子は明らかに戻ってきている。前走は叩きであることは明確。ここが本番であるのは明らかなので、相手筆頭で勝負したい。

▲レシステンシア

グランアレグリアが負けるとしたら、前で勝負できる馬。そうなるとレシステンシア以外は考えられない。先行馬多数なだけに、すんなりと先行できるかは分からないが、グランアレグリアの2，3列前で運べた時は勝機もある。大外8枠18番もこの馬にとってはプラス。思い切った競馬を期待したい。

☆ダノンファンタジー

良馬場前提ではあるので雨が降るようであれば消し。高松宮記念は初の1200mもあるが重馬場が全て。良馬場なら見直せる。1400mを1分19秒台で走った2，3走前は素晴らしい走り。阪急杯もGⅢとは思えない好メンバーがそろっての5着なら悲観しなくてもよい。1分30秒、31秒台での決着でも大丈夫。2，3着候補。