高松宮記念(G1)の予想とレース展望｜2021.3.28

◎レシステンシア
○ライトオンキュー
▲ラウダシオン
△サウンドキアラ
☆セイウンコウセイ
☆レッドアンシェル

ルメールがマーチSのアメリカンシードに乗るということもあるが、ルメールが出ないGⅠは久しぶりではないのか？ここは鬼の居ぬ間に、日本人騎手がGⅠを勝つ数少ないチャンスの場になりそう。

当日は、午前中から雨模様で、おそらくレース時間には重馬場くらいになることが予想される。雨の中のレースで、しかも今年は開催が進んでいるのでタフな馬場になるのが容易に想像がつく。スピードよりもパワーが求められるレースとなりそう。

◎レシステンシア

高松宮記念は過去5年2枠～4枠の内めの枠が馬券に絡んできている。ただ、レシステンシアについては、いかにマイペースで走れるかが重要だったので、8枠16番も気にしなくても良いのではないかと思う。モズスーパーフレアが引っ張ったとしても桜花賞の雨中決戦を4コーナーから追いどおしの厳しいレースも絶えたタフさがある。ここは不動の連軸として買いたい。

○ライトオンキュー

重馬場を苦にしない、2枠3番の好枠、古川騎手から横山典弘騎手への乗り替わりと、プラス材料しかない。これは買わざるを得ない。調教も良く動いているので、ここは勝ち負けを期待できる。あとは騎手が変なことを考えなければ…。

▲ラウダシオン

重・不良馬場では[1-1-1-0]と馬場が悪くなっても雨の中でも苦にしない。マイルCSは本命にして私の期待を大きく裏切ったわけだが、この馬は前傾ラップでこその馬。モズスーパーフレアが重馬場で前半33秒前半で飛ばしてくれたら、この馬の出番が回ってくるに違いない。調教がどうしても1200m仕様ではないのが気になるが、馬場が悪くなってパワーが必要なら大丈夫だろう。

△サウンドキアラ

先週は土日で11勝と絶好調の松山騎手とのコンビ。おそらく狙いは昨年2着のヴィクトリアマイルなのは明らか。ここは叩き台での参戦なのは間違いない。昨年のノームコアと同じような走りを見せたとしたら、ヴィクトリアマイルはこの馬を買う。昨秋はこの馬らしさが出ていなかったが、阪神Cで強敵相手に4着と復調。重馬場もこなしてくれるので、ここは外枠からで気楽に2着、3着に突っ込んでくる可能性もあるので抑えておきたい。

☆セイウンコウセイ

ミスター高松宮記念。もう少し内枠が欲しかったが、これで5回目の高松宮記念出走。雨で馬場が悪くなってくればくるほどこの馬の出番であることは間違いない。直線の残り100mくらいまでは楽しませてくれるだろうと期待している。あわよくば馬券内へ。

☆レッドアンシェル

2019年のCBC賞は雨で不良馬場の極悪コンディションの馬場の中を、中団から上がり最速で勝ちきったレースが忘れられない。2019年は屈腱炎で長期休養もあったが、順調ならばGⅠも勝てたのではないか？と思っている。

昨年のスプリンターズSは6着、京阪杯14着で人気は落とすだろうが、他馬が極悪馬場を嫌うのであればこの馬の出番があってもいい。

その他、人気馬を中心に考察をしていきます。

・モズスーパーフレア

昨年の勝ち馬ではあるが、雨の中の滑る馬場ではなかっただけに水が浮く馬場を走れるかは疑問。枠は最高の枠に入ったが、軸馬にはしずらい。

・ダノンファンタジー

雨はダメ。それだけで切れる。

・インディチャンプ

前走でも追走に苦労しているのに1200mはどうも合わないと思ってます。福永騎手の共同インタビューでも歯切れの悪いコメントをしているだけに、ここは思い切って切ります。

・ダノンスマッシュ

香港スプリントを勝ったもののムーアでの騎乗。それが理由ではないが、典型的なダノン特有の前哨戦の馬。