シリウスS(G3)の予想とレース展望｜2021.10.2

◎ダノンスプレンダー
○サンライズホープ
▲アシャカトブ
☆ケイティブレイブ

阪神ダート2000mで2019年まで行われていたシリウスSでしたが、昨年から舞台は中京ダート1900mに。昨年はカフェファラオが1番人気に応えて勝利したものの2着、3着は人気薄の内枠馬。

◎ダノンスプレンダー

昨年のシリウスSは4着。終始後方12番手で競馬をして直線も狭い内をつく競馬。カフェファラオは外にうまくだし、内枠のサクラアリュール、エイコーンが馬群を縫って追い込んできた。結果的にはポジションが後ろ過ぎたように見えるし、2着・3着馬は珍しく鞍上が好騎乗したという感じ。昨年のリベンジ。

前走、前々走ともに道中で落鉄が影響して4着。落鉄が無ければ…と思う競馬であったので、ここは改めて期待したい。ハンデが昨年から1kg増えたが、他のリステッド競争を勝ったリアンヴェリテやハヤヤッコが57.5kgと少し見込まれたのでハンデ的にもプラス。

○サンライズホープ

前走の敗因は小回りコースが合わなかったと陣営は分析。確かに好走時は広いコースなので一理あるが、基本的には馬場がこなせなかったと見る。先行したい馬が内枠に集まったので、それらを見る格好でレースを進められそう。ここはもう一度改めて期待したい。

▲アシャカトブ

前走は半年ぶりのレースで馬体重＋11kgが示す通り体ができていなかった。ひと叩きして額面通り良くなっているはず。これまでも二桁馬体重増の次走はしっかり好走しているので、ここは穴人気するなら期待したい。3走前はダノンスプレンダーと0.2秒差であったならここは十分足りると見ている。

☆ケイティブレイブ

8歳馬となるが、帝王賞、川崎記念、JBCクラシックと地方交流GⅠ勝ちの実績は間違いなくメンバー最上位。前走は1年1か月ぶりのレースで転厩初戦。調教師も一度レースを挟みたかったと言っていたように息ができていなかった。ここは叩いて上積みも見込めるだけに実績馬の巻き返しがあってもおかしくない。