エフフォーリア始動!2強決着か?
2022年4月2日(日)に阪神競馬場で開催される大阪杯(GⅠ)のレース展望・有力馬診断と予想を紹介します。
※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。
- S評価:馬券の軸候補
- A評価:馬券の相手候補
- B評価:馬券に入れるかどうかは当日の気配次第
- C評価:今回は消し
2022年4月2日(日)に阪神競馬場で開催される大阪杯(GⅠ)のレース展望・有力馬診断と予想を紹介します。
※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。
状態は有馬記念以上、天皇賞秋以下というのが横山武史騎手の談話。1週前に格下馬相手と3頭併せて、美W83.1-66.5-51.4-37.2-11.6(直線一杯)。時計は出ているが動きは物足りないものでもあったが、最終い切りは南W82.5-66.0-51.4-37.3-11.2(馬なり)で3頭合わせの真ん中で力強い動き。走れる体勢は十分整ったと見る。
2021年の年度代表馬として始動戦。ジャックドール、アフリカンゴールド、レイパパレが引っ張る流れでスローになることは考えにくい。レイパパレが早めにジャックドールを捕まえて、その後ろから差す競馬となりそう。馬場が渋っても皐月賞の走りからは問題なくむしろプラス。関東馬が大阪杯で苦戦しているが、このクラスの馬には関係ない話。
前走のAJCCで重賞2勝目を飾りGⅠ初挑戦。長期休養明けを3戦叩いて額面通り馬が充実してきた印象を受ける。今回はジャックドールかアフリカンゴールド、レイパパレが引っ張る流れでエフフォーリア、ポタジェなどが早めに前を捕まえにいくと予想。レースが前がかりになるようであれば、後方から差し追い込んでくる馬にもチャンスがあると見ている。AJCCは、ほぼ最後方からの競馬だったが、もともとはマイルも走っていた馬。レース状況によっては前につける可能性もある。
年明け2戦目でここを照準に仕上げてきている
金鯱賞ではこれまでとは違って中団からレースを進めて4コーナー5番手からの競馬で3着。これまでとは違ったレースぶりを見せて好走し、金鯱賞のレースを見て評価を見直した1頭。
デビューから22戦中19戦で上がり3位以内をマーク。後ろから一発にかけるイメージの馬が、極端なレースではなく正攻法で好走できたのは評価したい。キングオブコージ同様にレースが前がかりになるようであれば後ろから差してきそうな1頭。
金鯱賞後に大阪杯出走を表明。もともと大阪杯を目標にはしていなかっただけに、急遽の参戦が決定。ノーザンファームとしても非ノーザンのジャックドールにエフフォーリアが確実に勝つためにレイパパレ出走を決めたのでは?ないかと推測。仕上がり8分程度で出走の金鯱賞よりは、出来は上向いている。早めにジャックドールを捕まえにいくと思い、昨年のように番狂わせも考えられる馬。
金鯱賞はまさかの最後方からの競馬。レース前半で馬が進んでいかなかったということだが、それにしても最後猛然と追い込んで4着。久しぶりに上がり最速を記録。
上り33秒台決着には到底ならないだろうし、どんな相手でも大崩れしないこの馬が馬券内に入る可能性も十分考えられる。重賞勝利こそないが、昨年の天将秋では競合相手に6着と善戦。年明け2戦は掲示板に乗るので精一杯な競馬が続いているが、馬券的には狙ってみたい1頭。
5連勝で金鯱賞を勝った勢いは本物。ただ、この馬が左回りの競馬ばかり使っているところが気になる。右回りの阪神コースも1-1-0-0とパーフェクト連対だが、それは未勝利戦での話。もしかしたら陣営は右回りに何かしらの不安を感じていて、これまで左回りのレースばかり使ってきたのかもしれない。
今回はこれまでと違って、有力馬が早めに捕まえにくるレース展開が予想され、これまでのように直線まで可愛がってもらえるかどうか分からない。今回は中2週、年明け3戦目ということでどこまで状態が回復して走れる体勢になっているかが注目ポイント。最終追い切りのラスト1F10.8秒は尋常じゃない速さ。勢いのままGⅠタイトルを取ってしまう可能性は秘めている。
香港遠征が中止となり大阪杯へ参戦。元々の予定を変更せざるを得なかった分の割引は必要だが、仕上がりは走れる体勢には整っている印象。ハーツクライの6歳牡馬。昨年春は中山金杯、中山記念と重賞連勝していよいよ本格化。実際、天皇賞秋5着、香港C2着とGⅠで好成績を残した。今が充実期なのは間違いない。テン乗りでビッグレースに強い池添騎手というのも心強い。関西遠征が初めてなので、当日の気配に注意したい。
ルメール騎手から武豊騎手に乗り替わり。ジャックドールとはデビュー2戦目で阪神2000mで一度手合わせしている。(2着ジャックドール、3着アリーヴォの着差0.2秒)
そこからこの馬も条件戦を使われて、菊花賞にも挑戦。距離がこの馬にとっては長すぎたので度外視して良いし、前走の小倉大賞典で初重賞制覇。力をつけている4歳馬だけに勢いで馬券内の可能性もある。
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