ハンデ重賞だけに難しいレースです。今年のメンバーの中では、アドマイヤビルゴ、ヴェロックスとファンが多い馬が出走して1,2番人気になりそうですが、2頭とも人気ほど抜けている馬ではないのでその辺りの扱いが難しいところです。
◎ダイワキャグニー
去勢してから今までが嘘のような優等生な競馬が続いています。毎日王冠ではサリオスの後塵を拝した形になったものの、続く天皇賞秋ではアーモンドアイ、フィエールマン、クロノジェネシス、ダノンプレミアム、キセキとGⅠの一線級相手に直線半ばまで見せば十分の競馬。トップハンデも天皇賞秋で58kgを背負っていたわけですから大丈夫。最内枠に入ったのも好材料です。
○ヴェロックス
9か月半の休み明けの前走の中日新聞杯は、どうも仕上がり途上な感じが否めなかったのですが、その状態で3着となったのは意外でした。ここは人気もしますが父親が晩年になるにつれて完成してきたので、この馬も5歳となった今年はここを勝ってGⅠの舞台で走る姿を見たい。
▲クラージュゲリエ
長期休養明け2戦目で一変した前走はやはりこの馬は走るという印象。
△アドマイヤビルゴ
6億円ホースということもあり大事に使われてきている。最終追い切りは軽めも一週前の動きが良かったです。人気馬だけに過信は禁物な印象。
☆ショウリュウイクゾ
アドマイヤビルゴを買うならショウリュウイクゾに妙味あると思います。関ケ原Sは正直案外でしたが、2走前のムーンライトハンデCではアドマイヤビルゴより2キロ重い斤量を背負っての0.2秒差2着。今回は逆にこの馬が53キロでアドマイヤビルゴが56キロ。これは逆転があっても驚かない。