競馬予想

マイルCS(G1)の予想とレース展望|2021.11.21

自信度:
★★★★☆
本命:
シュネルマイスター

混戦模様でも強い3歳世代がこれからの競馬界を牽引する。

2021年11月21日(日)に阪神競馬場で行われるマイルCS(GⅠ 芝1600m)のレース予想と展望をしていきます。

※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。

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マイルCS2021予想

◎シュネルマイスター
○グレナディアガーズ
▲ダノンザキッド
△ロータスランド
☆サリオス
☆ダーリントンホール

レース展望

◎シュネルマイスター

毎日王冠の競馬は本当に強くないと出せないパフォーマンス。安田記念で負けたダノンキングリーを相手に勝ちきったのは評価できる。上がり0.7秒差をつけているだけでなく、3着ポタジェ、7着のサンレイポケットが、天皇賞秋を6着、4着と好走している馬を相手にしていなかっただけに、天皇賞上位馬と互角以上の能力があると見ている。引退のグランアレグリアに引導を渡して、来年のマイルから中距離の中心としてシュネルマイスターが君臨することを期待している。

○グレナディアガーズ

昨年の朝日杯FSの覇者。この馬、負けたレースはすべて遠征競馬。阪神競馬場は2戦2勝。関西圏であれば朝日杯FSレコード勝ちがあるように強いのは明らか。前走は叩き台で勝ち馬とは、内外の違いだと感じる。代打GⅠ騎乗にめっぽう強い池添騎手にも期待したい。

▲ダノンザキッド

強い3歳世代の2歳チャンピオン。休養明けの富士Sは+22kgで4着と叩き台と見ている。関西圏で競馬ができるだけに、万全の態勢でレースに挑めるのはプラス。この馬を買うかどうかは当日のパドックで落ち着いているか否か。発汗が目立ちテンションが高くないことを祈る。

△ロータスランド

阪神マイル3-1-0-1と好相性。前走は先行馬が総崩れの中で逃げて失速。今回は確固たる逃げ馬がいないので、この馬がペースを握る可能性も高い。逃げなくてもすんなりと番手を付けられる。関屋記念では、ソングラインを負かしている。ソングラインがここに出てきたらおそらく4,5番人気になりそうなだけに、穴で買うならこの馬。

☆サリオス

大阪杯が過去一番の出来かと見ていたが、残念ながらレース当日は不良馬場で力を出せず。続く安田記念も大阪杯の疲れが響き8着。しかも直線で反応しきれず挟まれる不利もあり消化不良。今回はブリンカーを付けてバグを工夫して調教の反応も良さそう。ここは一変が見込める。

☆ダーリントンホール

前走が9ヶ月ぶりで初のマイル戦ということで参考外。3歳時には共同通信杯を勝っており続く皐月賞も6着。近走はパッとしないが、隠れた実力馬として面白い。調教も東京スポーツ杯2歳Sを勝ったイクイノックスと併せて先着。調子は額面通り上がっている。

関東馬を本命にしているが、関東馬が1,2,3着を独占するのは想像できない。そうなると関東馬は3着付けにしておきたい。

注グランアレグリア

引退レース。天皇賞秋から中2週ではあるが、中間の調教は動いている。一週前のフォトパドックを見る限り出来が100%ではない可能性が高い。昨秋、大阪杯の出来が良くて、その当時から比べると8割~9割といった感じ。大阪杯は不良馬場で負け、安田記念は中2週でダノンキングリーに負ける結果に。ヴィクトリアマイルこそ圧勝はしたが、今年は大阪杯・天皇賞秋に参戦したように、3階級制覇が最大の目標。その最大目標を成し遂げられなくて惰性でマイルCS参戦となったらつけ入る隙は十分にあり得る。強いのは十分に分かっている。ただ、ここは馬のピークが過ぎた感じがするので割引く。

購入予定馬券

馬券
点数
馬連流し:◎-○▲△☆☆、三連複1頭軸流し:◎-○▲△☆☆
計15点