マイラーズC(G2)の予想とレース展望｜2021.4.25

◎アルジャンナ
○ギベオン
▲ケイデンスコール
△パンサラッサ
☆ボンセルヴィーソ

レースレベルとしてはオープン特別・リステッド競争のような出走馬。とてもGⅡとは思えないのですが、ここからマイル界の新星が生まれるか？にも期待したい。今の阪神の馬場は超高速馬場であるので、1分32秒台を走れる馬に期待したい。

◎アルジャンナ

前走の洛陽Sは8か月ぶりの実践でのレース。馬体重18kgは成長分もあるだろうが、幾分余裕はあったはず。一度使って上積みはある。最終追い切りも力強く登坂。東スポ杯2歳Sではコントレイルに大きく引き離されていたが、この馬も3着のラインベックには4馬身差1分45秒3の優秀な時計で走破している。高速馬場であるので、ディープインパクト産駒の十八番。ここは勝って安田記念へ行ってほしい。

○ギベオン

金鯱賞は最低人気からジャイアントキリングを成し遂げた。このメンバーであれば実績は最上位であるはずなのに、5番人気。前走でデアリングタクトに賭けてた人が買い控えているような異常なオッズ。確かにそれまでを見たら変えない。ただ、前走はチークピーシズを付けて集中できたということも忘れてはいけない。人気どころが後ろからなら、先行して自分のリズムで走れるこの馬に展開は再度向きそう。

▲ケイデンスコール

馬は年明けから絶好調。京都金杯優勝、中山記念2着と復調してきた。厳密にいえば、昨年の暮れから戻りつつあったのかもしれない。（1400m戦という距離が合わなかっただけ）。でもね、騎手が成長していなかった。岩田康騎手から古川吉騎手に乗り替わりは大きくマイナス。

△パンサラッサ

調教はいい。ワンターンの阪神マイルの適正があるか無いかが焦点。イメージ的には小回りを器用に走る馬。重賞では一歩足らない感じもするが、先行してこその馬。前が止まらない流れになるのであれば…。

☆ボンセルヴィーソ

前傾ラップのダービー卿CTでは先行して粘って3着。重賞で幾度となく厳しい流れのレースを経験しているのは、このメンバーでは大きなアドバンテージなのは間違いない。乗りなれた木幡巧騎手から松若騎手へ乗り替わりで新味が出るか？