平安S(G3)の予想とレース展望｜2021.5.22

◎オーヴェルニュ
○マスターフェンサー
▲サトノギャロス
△ロードブレス
☆マルシュロレーヌ

今のダート重賞は混戦模様。特にGⅢレベルとなると枠順や馬場状態、そして馬の状態次第で着順がコロコロ変わりそうなレースが続く。難解であるだけに、ある程度絞り込んで勝負して高配当をGETしたいところ。

◎オーヴェルニュ

マーチS、アンタレスSでは個人的にはアンタレスS組を評価している。そのアンタレスSで勝ったテーオーケインズに3走前に勝ちきったオーヴェルニュがここでは威張れると予想。なかなか条件クラスを卒業できなくて、オープンに昇級後も3戦ほど足踏み。ベテルギウスS、東海Sと馬体重も増えて今が充実期。特に東海Sは、今回と同じ条件で不良馬場。インティなどの先行勢が脱落する中、後方から差してくる馬を寄せつけなかったのは評価できる。

○マスターフェンサー

ダイオライト記念は、外傷明けで馬体も寂しく消化不良の一戦。ここは調教を見ても立て直してきているのは明白。特に最終追切が、栗東CWで80.3-65.1-50.9-37.7-12.0と別格の時計をマーク。ここは一変に期待したい。

▲サトノギャロス

オープンクラスのペースにも慣れてきた感じがする。脚抜きの良い馬場でペースが速くなるようなら、後ろからくる馬の中ではサトノギャロスを狙いたい。3走前ではオーヴェルニュとも差のない競馬をしてきている。馬体も充実して5歳になってようやく本格化の兆しが見える。

△ロードブレス

前走は58kgを背負って3着。アンタレスS組の中ではこの馬が一番手。川崎記念では2番人気に押されていた馬。中央場所で重賞勝ちをそおろそろおさめたいところ。

☆マルシュロレーヌ

川田騎手と5戦4勝と勢いはこの馬が一番。地方重賞で結果を残してきた馬で、中央場所で案外…ということはよくあるが、川崎や大井の地方では軽い部類に入る競馬場であるだけに大丈夫だろう。男馬相手にどうか？というところはあるが、ここは人馬の勢いに期待したい。

アメリカンシードについては、今回は軽視する。オープン昇級していきなりあれだけ大コケするとは思わなかったが、落鉄があったとしても案外。今回大外で気分よく運べれば、巻き返しはあると思うが…

この馬を馬券に入れるかどうかはパドックで判断したい。