フィリーズレビュー(G2)の予想とレース展望｜2021.3.14

◎ララクリスティーヌ
○スティクス
▲オパールムーン
△ミニーアイル
☆ラヴケリー

事前登録馬が27頭。昨年も26頭の登録馬。このレースは毎年難解です。

ただし、個人的にはファンタジーS出走馬と新勢力との桜花賞出走に向けての戦いと見ています。

◎ララクリスティーヌ

前走の紅梅Sは個人的に桜花賞本命予定のソングラインの2着。チューリップ賞5着のシャーレイポピーに0.8秒差つけているので、ここでは格上なのではないかと見ています。3着のルチェカリーナはこぶし賞を勝ってアネモネSへ出走。新馬戦、紅梅Sともに負かしており、ここを勝てる下地はある。

○スティクス

とにかく先行馬が多いメンバー構成だが、前走強い競馬を見せたこの馬を狙う。前半33.2秒で飛ばして、上がり33.9秒で1:07.1で走破したスピードは圧巻。馬体もスプリンター色が強く馬格がある。裏開催番長の吉田隼人騎手が継続騎乗とあってここは頼もしい。スピードで押し切る可能性大。勝つか惨敗か。

▲オパールムーン

今回のメンバー構成としては差し有利と見ているので、この馬の出番はあると見てます。ファンタジーSではチューリップ賞勝ち馬のメイケイエールと0.1秒差の2着。続く阪神JFは、後方から直線だけの競馬で6着に押し上げている。差し脚はこのメンバーの中では1，2を争う馬。

△ミニーアイル

ファンタジーS6着もメイケイエールとは0.4秒差。レースはスタートがうまくないので必然的に後方からの競馬を強いられるが、上がりは確実。マイルは若干長い気持ちもするので、ここは全力投球の仕上げ。9番人気想定だが、もっとやれる馬。

☆ラヴケリー

先行馬の中で粘れるとしたらこの馬。ファンタジーS3着馬。前走の黒松賞は、初騎乗の三浦騎手が大事に乗り過ぎた結果2着。もう少し積極的な競馬をしても良かった。ここは逃げ馬の直後くらいにつけてくれれば、そのまま粘りこみ図れるはず。