ファルコンS(G3)の予想とレース展望｜2021.3.20

◎グレナディアガーズ
○ルークズネスト
▲ヴィジュネル
△ニシノアジャスト
☆モントライゼ

先週の金鯱賞では、牝馬三冠馬のデアリングタクトが、まさかの最低人気ギベオンに屈してしまうという波乱の競馬になりましたね。

前日から大雨で馬場が悪く、インから乾いていった馬場の恩恵を最大限にギベオンが活かしたといったところ。今週の馬場状態がどうなるのか？といったところですが、基本的に中京はイン前有利と思っているので、先行できる馬を積極的に狙っていきたい。

◎グレナディアガーズ

今回のメンバーを見渡すとここでは負けられない。調教は明らかに次の本番に向けての調整過程のように軽めだが、能力の違いは明らか。先行できる強みも活きる。フランケル産駒なので、勝ち続けていたり調子が良い時は大敗するまでは買う。

○ルークズネスト

シンザン記念で穴として狙っていた馬。距離は1600mにも対応できたが、姉のペコリーノロマーノ同様に1400mくらいがベストなタイプならグレナディアガーズに先着する可能性も見ています。

シンザン記念の最終追い切りの時計[82.4-66.1-51.1-37.7-11.9]が素晴らしかったが、今回は1週前に同じ栗東CWで[79.4-64.2-50.3-37.2-12.5]と一杯に追ってきた。勝負気配が伺える中間の調整。

▲ヴィジュネル

藤岡康騎手が最終追いきりに騎乗。栗東坂路で[51.6-38.2-24.8-12.2]と自己ベストで仕上がりは万全か。白梅賞でも最終追い切りで52.4秒と動いて快勝。ここは好調をキープしていると見ている。

◎とは能力差はありそうだが、出来の良さでどこまでできるかが鍵。

△ニシノアジャスト

ここ5戦は上がり3位以内で安定した結果を出してきて負けても差のない競馬をしてきている。3歳のオープンクラスでも崩れていないところは高く評価したい。2着、3着候補には抑えておく必要がある馬。

☆モントライゼ

朝日杯FSは前半33.7秒とハイペースで刻んで逃げるも最後は一杯になった。さすがにあれは飛ばし過ぎだが、これがこの馬のセールスポイントでもある。距離が短くなるのは間違いなく良いと思うので、巻き返しはあっても驚かない。続けてルメール確保というところが期待の表れ。