ジャパンカップ(G1)の予想とレース展望｜2021.11.28

◎シャフリヤール
○コントレイル
▲オーソリティ
△ブルーム
☆キセキ

◎シャフリヤール

強いと言われている3歳世代のダービー馬。今年のジャパンカップは4頭のダービー馬が集結。それだけで盛り上がるはずだが、どうもそんな雰囲気ではない。マカヒキこそ前走で復活したもののワグネリアンも古馬になって枯れてしまったディープ産駒。コントレイル、シャフリヤールも同じようにダービーを勝つために生産された馬。そうなるとジャパンカップでは、まだ活力のある3歳を上に見たいところ。共同通信杯、毎日杯、そして日本ダービーと本命に打ち続けてここも本命にしないわけにはいかない。枠も2枠4番と絶好。コントレイルをマークして直線追い出していけば勝てるはず。

○コントレイル

引退レース。有終の美を飾れるか？天皇賞秋は個人的にメイチな出来だったと見ているが、今回は最終追い切りが圧巻。動き過ぎて逆に心配になったくらい。なんとなく1600～2000mの馬になってきたかなというのが印象。世代の弱さを指摘されるが、この馬だけは違う物差しで見なければいけないと見ている。昨年の菊花賞から勝ててはいないが、敗因はどれも明確。昨年のジャパンカップは菊花賞の疲れが抜けきれず2着。大阪杯は重馬場で不向きな馬場で3着。前走の天皇賞秋はスタートは出たが２完歩目でバランスを崩し位置取りが少し悪くなった。前走のように少しゲートの中で煩くなると不安。距離の壁、ゲートと少し課題が見えてきたので対抗評価にする。

▲オーソリティ

4歳世代の中での成長度という意味ではオーソリティが今のところ上位。ただしコントレイルとの差がどこまで詰まっているかとなるとまだ力差はある。今回はこの馬の力試し。展開的にもキセキが逃げて流れるようならスタミナに不安が無いこの馬は有利な展開になる。人気上位馬よりも展開的には分がある。鞍上もルメール騎手だし、この馬の特徴をつかんでるのは心強い。

△ブルーム

外国馬の中ではこの馬。BCターフ2着の実績はここでは実績上位。アメリカでも結果を出しているのだから日本の馬場にも適応する可能性は十分ある。

☆キセキ

今回展開の鍵を握る馬。逃げることを祈って、単勝・複勝の馬券は買います。単独で気分よく走ってどこまでいくか。リピーターが強いレース。期待しかない。