CBC賞(G3)の予想とレース展望｜2021.7.4

◎ピクシーナイト
〇クーファウェヌス
▲ヨカヨカ
△ビオグラフィー
☆ファストフォース
☆アウィルアウェイ

土曜日の小倉開催は、3歳未勝利でエスコーラが日本の芝1800mレコード1:43.8を樹立。さらに、3歳以上2勝クラスの芝1200mではプリモダルクが1:06.4と1999年から破られることのなかったアグネスワールドの芝1200mの国内レコードを塗り替えるという超高速馬場。

当然、条件戦よりもメンバーレベルの高いCBC賞も日本レコードに近い記録になる可能性も十分に考えられる。スピードの絶対値が求められます。

小倉芝1200mはスタートしてしばらく400m近くが下り坂。さらにコーナーもスパイラルカーブで下り。路盤が硬くて良馬場の今の小倉の馬場なら、日本レコードが出ることも想定してスピードがある馬を狙っていきたいと思う。

◎ピクシーナイト

マイルは少しこの馬にとっては距離が長かった。初の1200mと小倉が合うかどうかだが、このメンバーならテンの速さでこの馬に分があると読む。NHKマイルは前半600mを33.7秒で逃げて直線失速。無理に逃げたわけではないので33秒前半で前半を押し切れれば、小倉の今の馬場ならそのままということも十分に考えられる。530kgを超える雄大な馬体。スプリンターとしてこれから成長していくことに期待したい。

○クーファウェヌス

小倉芝1200m戦で、時々穴をあける馬の条件として合致する。中山芝1200mの好走歴、そして欧州血統。小倉芝1200mでも条件戦でも好走した経験のある本馬。斤量51kgで穴の酒井騎手。いかにも条件が揃い過ぎている気もするが、ここは思い切って狙ってみたい。

▲ヨカヨカ

2歳時に小倉1200mのオープン特別を連勝。前走の葵Sは久しぶりに1200mに戻ったが、やはりこの馬は1200mがベスト。状態によってはこの条件なら◎と双璧。福永騎手がピクシーナイトを選択したのが残念だが、重賞で揉まれた経験を活かしたい。

△ビオグラフィー

おそらく逃げるとしたらこの馬。逃げて行った行ったもある。ただし、過去に小倉芝1200mの条件戦で結果が出ていないのが気がかり。当時とは馬が成長しているとはいいえ、直線失速する可能性もあるので印を下げるのが妥当か。

☆ファストフォース

格上挑戦もこの馬も小倉芝1200m戦で勝ち鞍がある。前2走を見ると3勝クラスで頭打ち感も否めないが、小倉ならガラリ一変も可能。ここは好位追走して粘って3着なら。

☆アウィルアウェイ

後ろから追い込んでくる馬にとって、今の小倉の馬場は厳しい。ただし、先行馬が比較的多いので後方からの馬を1頭選ぶとしたらやはりアウィルアウェイ。CBC賞は過去2戦馬券外だが、馬場が渋っている条件では難しい。今回は良馬場で行われるのであれば、一発逆転も十分に考えられる。