競馬予想

NHKマイルC(G1)の予想とレース展望|2021.5.9

自信度:
★★★★☆
本命:
グレナディアガーズ

3歳マイル王を決める一戦!

2021年5月9日(日)に東京競馬場で行われるNHKマイルC(GⅠ 芝1600m)のレース予想と展望をしていきます。

※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。

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NHKマイルC2021の予想印

◎グレナディアガーズ
○ルークズベスト
▲リッケンバッカー
△ホウオウアマゾン
☆ソングライン
☆グレイイングリーン
☆ピクシーナイト

レース展望

先週は、今年のGⅠ初的中と天皇賞・春を的中させることができました。2週連続GⅠ的中へ、NHKマイルCもしっかりと予想していきます。

◎グレナディアガーズ

朝日杯FSをレコードタイムで勝ちきったように、厳しい流れになりやすいNHKマイルCにおいて速いペースにも好位追走できる馬。飛びが奇麗で、ストライドも伸びるので東京は向く。ファルコンSは2着に敗れたものの前哨戦仕上げ。馬体重が増えていなかったことには不満が残るものの気になるのはその点だけ。当日の馬体重が大きく減っているとか無ければ馬券の軸には最適。

○ルークズネスト

モーリス産駒の特徴としては、スローの切れ味勝負となると分が悪い。前走のように速い流れを我慢して、最後まで持続させるレースができればここでも勝機はある。新馬戦は不得意なレース展開だったのが敗因。シンザン記念も先行馬が流れに乗って前残りの展開を唯一後ろから追い込んできたのを評価したい。ファルコンSは、出負け気味でも出していって前半33.7秒で飛ばして、最後の直線で幸騎手が手綱を落とすアクシデントがありながらグレナディアガーズを差し替えして1着。1番強い競馬をしたのはこの馬かもしれない。頭まである。

▲リッケンバッカー

アーリントンC2着からの参戦。この馬、デビューからのレースをすべて見たが、敗因が面白いほど明確。アーリントンCも狭いところをこじ開けてきた根性もある。時計勝負のレースを未経験でも苦しい競馬を続けてきているので、GⅠでレースが厳しくなるとこれまでの経験が活きてくる。隣のバスラットレオン、ルークズネストが前に行くと思うので、その後のポジションを取りたい。アーリントンC2着馬と言えば、昨年のギルデッドミラーがNHKマイルCで2着、2019年カテドラルが本番は3着と2年連続で馬券に絡んでいる。三度目はあると見てます。

△ホウオウアマゾン

朝日杯FS、アーリントンCと本命◎。朝日杯FSはレース後に八行していたから度外視。しっかりと前哨戦を解消して本番に向かうことができた。今回は川田騎手から武豊騎手に乗り替わり。乗りやすい馬なので、騎手は誰でも良かったがレジェンド武豊が残っていたのは良かった。速い時計に対応できるかが鍵だが、お母さんのヒカルアマランサスも後傾ラップのヴィクトリアマイルで2着の実績があるように、上りがかかるような展開は歓迎の部類。

☆ソングライン

桜花賞本命馬。メイケイエールにタックルされてしまい、前半早々にレースの流れに乗れなかった桜花賞は残念でしかなかった。この馬は紅梅Sを評価している。「紅梅Sのレース予想」でも述べたが、新馬戦は出遅れてしまい後ろからの競馬でクールキャットの2着。未勝利戦は同日の赤松賞(勝ち馬アカイトリノムスメ)よりもレースタイムが0.4秒速い。それだけでも世代上位の力があると思っている。ただ、距離の壁はありそうな馬なのでオークスではなくNHKマイルCに進んでくれたのは良かった。歴代の牝馬のNHKマイルC優勝馬は関東馬が来ている。アエロリット、メジャーエンブレム、ピンクカメオ。一発があってもおかしくない存在。

☆グレイイングリーン

前走アーリントンCでも▲印をまわした馬。前走は重馬場だったが、それまでの2戦が1400mを1:20秒台で走破。前走は重馬場が敗因。距離の壁はありそうで、マイルがギリギリかもしれない。ただし、速いレース展開になった時に上がりがしっかりしているこの馬が台頭してくる可能性は高い。穴でねらいたい一頭。

☆ピクシーナイト

この馬もモーリス産駒で上がりの瞬発力勝負は分が悪い。シンザン記念は福永騎手がうまく乗った。それで前走のアーリントンCも逃げる形を選択した。前哨戦仕上げだったという陣営の言葉通りなら、もう少し粘れたかもしれない。大外枠に入ったのもこの馬にとっては自分のペースで進められるので良かったと思う。

その他の出走馬の評価

バスラットレオン

NZTは鮮やかすぎる勝ちっぷり。これを見せられると思わず買いたくなるのだが、朝日杯FS、シンザン記念を物差しで見ると、前走の相手はそこまで強くなかった。それとローテとしても1勝クラスのレースが余計。どうしてもローテーション的には上積みは無いと考えている。

あとは、クラシック路線を走ってきた馬の評価。ライムトゥヘヴン、シュネルマイスター、ランドオブリバティについては、今回は軽視したい。もちろん怖い存在だが、速い高速決着への対応は不安が残る。

購入予定馬券

馬券
点数
馬連流し:◎○-○▲△☆☆☆、三連複1頭軸流し:◎-○▲△☆☆☆
計26点