競馬予想

フェブラリーS(G1)の予想とレース展望|2021.2.21

自信度:
★★★★☆
本命:
カフェファラオ

2021年最初のG1は当てたい!

2021年2月21日(日)に東京競馬場で行われるフェブラリーS(GⅠ ダ1600m)のレース予想と展望をしていきます。

※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。

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フェブラリーS2021の予想印

◎カフェファラオ
○エアアルマス
▲ワンダーリーデル
△サンライズノヴァ
☆ソリストサンダー

レース展望

2021年最初のG1となるフェブラリーS!ゴールドドリーム引退して、チュウワウィザードはサウジ、クリソベリルもいないため確固たる軸馬不在のレース。枠順や展開によっても着順が大きく入れ替わりそうなので、ここは枠順から展開面を考えたうえで印を打ちました。

◎カフェファラオ

揉まれ弱いことは鞍上も織り込み済み。となると、2枠3番の枠順からもある程度前でレースを進めたいところ。内枠に先行馬が揃ったのは気になるが、逃げたいのはエアアルマスのみ。そうなれば序列は早く決まって先行馬有利の展開と見ています。ユニコーンSは外枠だったが、直線で先頭に並びかけるくらいならこのメンバーなら圧勝もあり得る馬。チャンピオンズCは無印にしましたが、ここは切れない。

○エアアルマス

チャンピオンズCでは逃げて失速して10着に惨敗。コーナー4つで手前の変え方がスムーズではなかったようです。砂を被るとダメな馬。隣にインティがいますが、芝スタートでチャンピオンズCのレースからもインティ騎乗の武豊騎手も無理してエアアルマスのハナをたたく必要は無いと思っているはず。すんなりと序列は決まりそう。怖いのは、インティの隣に入ったカフェファラオ&ルメール。ルメールが揉まれる競馬を嫌い、何となく番手取りそうな気がする。そうなると終わりますが…。

▲ワンダーリーデル

根岸S組なら2着のワンダーリーデルを狙う。前走は、陣営が「ひと叩きしたらもっと良くなりそう。」というコメントを出していたのでそれを信じた結果2着に。今回は台本通りさらに良化。負けたレッドルゼルが距離延長疑問で大外枠に入ったことでコースロスがあるなら、逆転はあると見てます。

△サンライズノヴァ

東京1600なら最後は確実に走ってくれる馬。7歳馬ですが、このメンバー構成ならまだまだやれると思っています。昨年のフェブラリーS3着時と同様の枠順なら同じようなレースをすればよい。松若騎手とも相性良くて重賞2勝してる。ここは期待したい。

☆ソリストサンダー

サンライズノヴァに期待するのであれば、この馬も抑えておかないといけない。昨年の武蔵野Sでサンライズノヴァの2着。前走のオープン特別の門司Sは早めに進出開始してスタミナがある面も披露。ここは最後先行馬がバテたところを拾ってくると予想。

 

インティは芝スタートはダメだということが昨年で分かったのでここは切ります。

ワイドファラオもスローでしか逃げれないのでダメ。

オーヴェルニュは、状況見て馬券に入れるかもしれません。ただ、直前まで騎手が決まらなかったのが何とも言えない。

ミューチャリーは、中央それも東京は向かないのは昨年で明確。

レッドルゼルは、距離延長が不安。しかも大外枠は余計に厳しい。内枠なら間違いなく馬券に入れてましたが、ここは良くて掲示板か。

フェブラリーS 2021 購入予定馬券

馬券
点数・結果
馬連流し:◎-○▲△☆、三連複1頭軸流し:◎-○▲△☆
計10点

レース回顧

土日ともに先行馬が残りやすいトラックバイアス。後ろからの競馬では届かないレース。後ろからの場合、道中はインを回ってくる馬でなければ差してこれないレースが続く。

フェブラリーSもこの傾向にピッタリとはまった。

エアアルマスは逃げることができ、予想通りインティは芝スタートが苦手なので後方からの競馬を強いられる。カフェファラオのルメール騎手は先行してポジションを取ったのが正解。

カフェファラオは実力や揉まれ弱さを疑問視されて単勝1番人気ながらも3.3倍にとどまったが、やはりチャンピオンズカップの上位馬が参戦してこないここは格が違った印象。

エアスピネル、ワンダーリーデルは騎手がうまく乗った。後方からの競馬だが、道中はインを回ってくる競馬。完全に土日の傾向にはまった。4着のレッドルゼルは枠が外であったことが響いたが実力は示せた。この馬も強い競馬。

騎手コメント

1着 カフェファラオ(C.ルメール騎手)
「今日は本当のカフェファラオを見せてくれました。パドックから自信を持っていました。馬の状態はすごく良かったです。

今日はチークピーシーズをつけて、アグレッシブな競走をしたかったのですが、良いスタートを切って、良いポジションにつけられました。流れに乗れて、少し忙しかったのですが、よく反応してくれました。この馬のポテンシャルはとても高いです。

2歳から能力を見せていて、絶対にGIを勝てる馬だと思っていましたから、今日GIを勝てて良かったです」

(堀宣行調教師)
「中々体の増えない馬ですが、中間色々やってきて、フィジカル面では良い形で仕上がったと思います。

チークピーシーズについては、矯正馬具であり、本来無くても馬が楽しく走れるくらいにできないといけないようにも思いますから、今後また色々考えてやっていきたいと思います。

レースについては、戦前特に話をせず、後で色々聞かせてほしいとジョッキーには伝えていました。行くと思っていた馬が行かなかったり、思っていた形と違う部分もありましたが、私が考えていたようなレースをして、ジョッキーが上手く促しながら乗ってくれました。直線、外に出して、最後の走りは本当に良かったと思います。

勝てて嬉しいというより、ようやく結果を出せた思いの方が強かったです。まだまだ色々な引き出しを持っていそうですし、こういう状況ですから、オーナーとも相談しながら、色々やっていきたいと思います」

2着 エアスピネル(鮫島克駿騎手)
「ロスなく立ち回って、この馬の持ち味である一瞬の切れ味を活かしたいと思って、道中は追い出しを我慢しました。プラン通りに乗ることができましたし、すごく良い状態でした。ただ、着差が着差だけに乗り方一つで何とかなったかもと思うと、すごく悔しいです」

3着 ワンダーリーデル(横山典弘騎手)
「(レースに関して)最高でした。上手くいったのですが、今日に関してはただ負けただけという感じです。ここまで仕上げてくれた厩舎もすごいですし、走ってくれた馬もすごいです」

4着 レッドルゼル(川田将雅騎手)
「抜群の具合の良さで競馬場まで連れて来てくれました。1600mでもとてもリズム良く、直線も精一杯の走りをしてくれました」

5着 エアアルマス(松山弘平騎手)
「スタートが良く、前半は良い形で運べて、ハナを切りながらも溜める競馬ができました。3コーナーで早めに来られてしまい、そこでペースを上げざるを得なくなりました。もう少し脚を溜められたら良かったです」

7着 ミューチャリー(御神本訓史騎手)
「去年このレースを使って、今年は神経質になることもありませんでした。川崎記念から間隔はなかったですが、(馬体重が)-7kgとギリギリのところで出走できました。

このメンバー相手に7着と力のあるところを見せてくれましたし、軽いダートにも慣れてきた感じがありました。時計がかかる南関の交流重賞あたりならさらに良いと思います」

8着 ソリストサンダー(北村宏司騎手)
「返し馬のバランスも精神的にもすごくコンディション良く感じました。道中は流れの中であのポジションになりましたが、正直なところ余裕を持っての追走という感じではありませんでした。直線でも伸びかけましたが、坂の途中で伸びが鈍りました。

初めてのGIで落ち着いた走りはできましたが、今回楽しみだったので、(負けたことは)残念です。ただ、内容が悪かったわけではないので、経験を積んだらさらにやれると思います」

9着 アルクトス(田辺裕信騎手)
「馬の調子は良かったと思います。外を回る形にはなりましたが、あまり器用な脚を使えるタイプではないので、この馬のしたい競馬をしました。この馬の競馬はできましたが、相手も強かったです」

11着 サンライズノヴァ(松若風馬騎手)
「4コーナーで本来ならば余裕を持って回ってこられるのですが、今日は反応が鈍かったです。ゲートを上手く出してあげることができませんでした。人気をしていただけに、結果を出せず申し訳なかったです」

13着 オーヴェルニュ(丸山元気騎手)
「1600mは忙しかったです。持つところがなく、追い通しになりました。(この馬には)4つコーナーがあった方が良いですね。(馬体重が-16kgだったことに関して)止まりすぎですから、いくらか影響したと思います」

14着 ワイドファラオ(福永祐一騎手)
「ある程度前を意識した競馬をするつもりでしたが、行き脚がつきませんでした。追ってからも全然頑張ろうとしませんでした。本来のこの馬の走りができていないので、今後色々考えないといけないかもしれません」

引用:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=184111