競馬予想

AJCC(G2)の予想とレース展望|2021.1.24

自信度:
★★★☆☆
本命:
モズベッロ

4歳世代は低レベルなのか!?それが分かる一戦。

2021年1月24日(日)に中山競馬場で開催されるAJCC(GⅡ)のレース展望とカズマルの予想を紹介します。

先週は大きく荒れに荒れたレースが続いたこともあり大きく負けてしまいました。早くも年間回収率100%を切ってしまうかどうかの瀬戸際に追いやられました。

今年のAJCCは、4歳世代の中堅どころが出走を予定。弥生賞勝ち馬で菊花賞3着のサトノフラッグ、日本ダービー3着ノヴェルトライゼンデ、菊花賞2着でコントレイルを苦しめたアリストテレス。牝馬からはオークス2着のウインマリリンが出走。4歳世代の全体のレベルを図るのに格好の舞台。

もし、ここで4歳世代がだらしない競馬をするようなら、コントレイル、デアリングタクトの両三冠馬以外は、ちょっとイマイチな世代かもしれないということになる。その辺りの見極めが大事になってきそうですね。

※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。

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AJCC2021の予想印

◎モズベッロ
○ラストドラフト
▲ステイフーリッシュ
△タガノディアマンテ
☆サトノフラッグ

日曜日は雨予報。雪も降る感じらしいので、ただでさえタフな中山競馬場なので、よりタフさが求められる馬場が得意な馬を選びました。

レース展望

◎モズベッロ

よりタフな馬場で頑張れる馬ならこのメンバーならモズベッロを狙いたい。宝塚記念3着時の馬場をこなせるのだから問題ない。有馬記念は出走しただけだと思います。スタートは出遅れ、レースにも参加していなかったことを見ると叩きと見るのが賢明で度外視。日経賞2着(しかも直線不利)の実績からも中山なら大丈夫。調教も坂路で仕掛けてからいい走りしていたので調子は良さそう。不安は、北村宏騎手を本命にすること。

○ラストドラフト

昨年3着馬。4角でマイネルフロストの競争中止のあおりを受けたのが痛恨の極み。京成杯勝ちはあるが、当時は先行してた。今は中団からレースを運べて終いの脚も確実。それなら外回っても十分届いてくると思う。あとは道悪がどうかだが、相当重たくならなければ大丈夫と見てます。

▲ステイフーリッシュ

京都大賞典後に骨折が判明。骨折明けでも昨年2着が示した通り、切れる脚というよりもしぶとく伸びる馬。ステイゴールド産駒というの良い。ラストドラフトとともにリピートに期待。

△タガノディアマンテ

前走逃げて勝ったもののドスローの展開にも助けられた印象もある。ただし、重馬場でタフな馬場は苦にしないタイプ。個人的には15番人気の皐月賞で印をまわしていたほど評価はしているので、ここも期待したい一頭。ジェネラーレウーノを逃がして番手でもよいので強気な競馬を津村騎手に期待したい。今回は、いつしかのクールキャットのようなレースをしても許します。

☆サトノフラッグ

明け4歳世代では唯一買います。最内枠に入らなければ本命でも良かったのですが、内の荒れた馬場を通らなければならないのは少し厳しいか。4角では捲ってこれる馬なので、どこかで外に出せるかどうかが鍵。今回出走する4歳世代の中では中山外回りの適正は高いと思うので、ここはアリストテレスに人気は譲っても先着する可能性は十分高いと思ってます。

 

タフな中山の馬場で初の古馬中距離馬たちを相手に4歳世代が上位独占というのはイメージしにくい。

ヴェルトライゼンデは、ホープフルS2着が示す通り中山適正もあると思うが、池添騎手が一週前追い切りで「少し太かった」と表現している通り仕上がりは先を見据えての状態。ここは見送る。

アリストテレスは、菊花賞2着が評価されるが、この馬は個人的には良くも悪くも相手なり。戦績で2着が多いのもその証拠。強い相手でも弱い相手でも馬体を併せれば、その馬に合わせることになると思う。菊花賞は、ルメールがうまくコントレイルに合わせたため2着に導けた。今回マークする馬を間違えれば、馬券圏外へ飛ぶ可能性も高い。おそらくだが天皇賞春が最大目標だと思うので、休み明けのここを本気で狙って走るとは考えにくいです。

ウインマリリンは、ミモザ賞を見るとどうしても買いたくなる馬。だた3歳牝馬が相手であったことを忘れてはいけないかなと。秋華賞とエリザベス女王杯の出来はイマイチに見えたので、今回は出来も上昇してるようにも見えるが、初の古馬の牡馬相手に勝ち切れるとは思えない。

AJCC 2021 購入予定馬券

馬券
点数・結果
馬連BOX:◎○▲△☆
計10点

AJCC2021 登録馬

1

サトノフラッグ(56.0 戸崎)

2

サンアップルトン(56.0 柴田善)

3

ノーブルマーズ(56.0 高倉)

4

ヴェルトライゼンデ(55.0 池添)

5

ソッサスブレイ(56.0 木幡巧)

6

ベストアプローチ(56.0 江田照)

7

タガノディアマンテ(56.0 津村)

8

ラストドラフト(56.0 三浦)

9

アリストテレス(55.0 ルメール)

10

モズベッロ(56.0 北村宏)

11

ナイママ(56.0 柴田大)

12

ステイフーリッシュ(56.0 石橋脩)

13

マイネルハニー(56.0 宮崎)

14

ランフォザローゼス(56.0 杉原)

15

ウインマリリン(53.0 横山武)

16

ジェネラーレウーノ(56.0 武藤)

17

ジャコマル(56.0 田中勝)

AJCC2021 レース回顧

結果としては、4歳馬のワンツーフィニッシュ!

アリストテレス 1着

この馬は良くも悪くも相手なりだという評価は変わらないものの勝負根性、最後まで力を出し切ろうとするところは見直すべきところですね。重馬場も十分対応できたし、力をつけてるし、天皇賞春でも馬券に加えないと痛い目に合いそう。降参です。

ヴェルトライゼンデ 2着

1週前の時点で池添騎手が少し重たいかもということでしたが、パドックでの気配は申し分なかった。100%ではなくてもそれなりに仕上げてきた印象。ピッチ走法気味なので重馬場は走りますね。

ラストドラフト 3着

馬券を購入した馬の中では再先着。結果的に昨年同様に3着。ワンテンポ仕掛けが遅かったけど現状の力は出した印象。今回の舞台設定は良かっただけに勝てなかったのは力差かもしれない。

ステイフーリッシュ 4着

普通にずぶいし4角では手応え怪しかったのに掲示板確保。重たい馬場なら来る。

モズベッロ 5着

北村宏騎手を本命にしてはいけなかった。スタートはわざと遅らせたと思うけど、その時点で消極的。ここで馬券内来れないのは力負け。ただ、宝塚記念なら買ってもいいがそれ以外は買いどころが難しい馬になってしまった。

サトノフラッグは、、、捲り切れなかったのは馬場が影響したようです。良馬場で見直そう。