エムオーシャトルがおそらくハナを奪う展開で、オンラインドリーム、シャーレイポピーが番手につける展開が予想されます。2歳戦なので脚質が定まっていないので、予期せぬ馬が逃げるかもしれませんが、予想通りの隊列なら武豊騎手・福永騎手も無理してハナを主張することはないと思うので、レースは落ち着くと見ています。
◎ソングライン
6月に下ろしたノーザンファーム生産馬。これだけで期待の現れ。新馬戦は出遅れてしまい後ろからの競馬でクールキャットの2着。そこから5か月間の休養を挟み未勝利戦は危なげなく快勝。この未勝利戦は個人的にも評価しています。同日のアカイトリノムスメが勝った赤松賞よりもレースタイムが0.4秒速いだけでなく、レースラップも未勝利戦の方が良かった。まだ競馬を教えている段階で、今回は1400m戦にはなるものの力は上位。調教でも格上馬と併せることも多く陣営の評価は高い。ここを勝てるようであれば桜花賞の本命候補に浮上してもおかしくない。
○オンラインドリーム
馬体重が418kgと馬格はそれほどないが、レースセンスは良さそう。前走は逃げる形になったが、スタートがよくてそのまま逃げる形に。スピードの持続力はありそう。
▲シャーレイポピー
新馬戦はオプティミスモの2着。この馬は良馬場の方が走りが良いように感じる。CWの調教も良い。軽い馬場が得意な可能性もあって今の中京の馬場が合うかどうか。こればかりはやってみないと分からない。
△ルチェカリーナ
後ろからの競馬で追い込んでくるとしたらこの馬。新馬戦から乗っている吉田隼人騎手から戸崎圭太騎手にスイッチ。これは桜花賞に出れる場合のことを見越してのスイッチならプラス材料。
△エムオーシャトル
黒松賞の逃げ切り勝ちは鮮やか。地方馬だが、馬の馬格については中央の馬と遜色ないし、今の中京の馬場なら逃げ粘れる可能性が高いので抑えておくべき馬。あとは距離が持つかどうか。
☆アールラプチャー
前走はマイナス体重を気にして調教が軽め。今回は叩き2戦目で前進が可能か。小倉2歳Sは抑えが効かなかったので、前走はその反省を活かしてゆっくり出した結果。我慢させることを覚えられたとしたら、もう少しやれる。